工法概要

近年、水路構造物の多くは既設コンクリートの劣化や目地損傷など大きな問題を抱えており、順次更新時期を迎えつつあります。
従来の改修工法では劣化した区間を取り壊して撤去後、新たにコンクリートを内巻する工法が一般的でした。しかし現在の省資源・環境保全の流れを考えると、損傷劣化部分を適切な補修及び補強工法によって復旧改良し、機能を回復・増強させることで既存施設の長期寿命化を図り、有効活用することが社会的な要請であるといえます。
パネルライニング工法はその要請に応え、既設構造物を取り壊すことなく既設水路構造物内面に、耐摩耗性に優れた平滑度の高いレジンコンクリートパネルを表面被覆材として用い、補強材と組み合わせて既存施設を有効活用する画期的な工法です。

工法特徴

施工性・経済性

レジンコンクリートパネルは軽量で人力施工が容易であり施工 スピードも速く、部分補修も可能です。
耐用年数が長いためライフサイクルコスト面でも安価です。

通水能力改善

表面が平滑で耐摩耗性・粗度係数に優れたレジンコンクリート パネルは任意曲率で製作可能なため被覆後の断面欠損が小さく、 従前の通水量を確保できます。

レジンコンクリートパネルの特徴

レジンコンクリートパネルは、不飽和ポリエステル樹脂を結合材として、砂・炭酸カルシウム・ガラス繊維などを混合し、高温プレス成形にて製造したもので、表面平滑性・耐摩耗性に優れたパネルです。

パネルライニング工法の関連特許及び実用新案

パネルライニング工法がNETISに登録されました

レジンコンクリート製パネルを使用するパネルライニング研究会の「パネルライニング工法」が、国交省のNETIS(新技術情報提供システム)へ登録(登録No.CB-180016-A)されました。

  • NETIS 新技術情報提供システムー国土交通省「パネルライニング工法」

http://www.netis.mlit.go.jp/NetisRev/Search/NtDetail1.asp?REG_NO=CB-180016&TabType=2&nt=nt

パネルライニング工法用裏込充填材

微粒子グラウトモルタル

長距離圧送が可能であり、長期耐久性に優れたモルタルです。

パネルライニング工法用裏込充填材

無収縮モルタル

優れた流動性と可使時間により、小間隙においても確実な充填性を期待できます。

パネルライニング工法用目地材

サンシール EA-830S 弾性型・湿潤面施工用エポキシ樹脂系シール材

水に濡れた面でも硬化し接着できるエポキシ樹脂系目地材です。薬品に対する耐久性が高く、優れた耐震性・耐収縮性を保持します。

施工状況(例)

施工前

鋼製支保工(補強鉄筋)、 運搬・設置工

レジンコンクリートパネル設置工

レジンコンクリートパネル背面グラウト注入

施工完了

研究会員

正会員

キザイテクト株式会社 名古屋市西区堀越二丁目3番20号
株式会社協和エクシオ 東京都渋谷区渋谷三丁目29番20号
株式会社サンレック 東京都板橋区成増一丁目30番13号
式会社シイ・ケイ・アイ 東京都中野区江古田四丁目4番13号
株式会社服部商店 名古屋市中区丸の内二丁目18番1号
渡辺産業株式会社 名古屋市千種区今池四丁目1番29号

賛助会員

三協エンジニアリング株式会社 大阪市福島区福島七丁目13番7号
ソーダニッカ株式会社 名古屋市西区牛島町6番1号
プラス産業株式会社 大阪市北区天満一丁目19番4号
近江鉱業株式会社 名古屋市中区栄2丁目9番30号
キザイサービス株式会社 名古屋市西区堀越二丁目3番20号
株式会社フクシマメタル 愛知県豊田市今町3丁目47番地
株式会社大島 名古屋市西区児玉2丁目9番3号